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【会計ファイナンス研修事例】決算書が読めるビジネスパーソンへ グローバル企業が求める実践会計スキル

  • オフィスク導入事例

2026/4/13

「日常業務だけでなくプライベートでも活用できる実践的なスキルを身につけ、社員の自己成長を支援したい」

これは、あるグローバル企業の人事担当者様からオフィスクに寄せられたご相談でした。

同社では、特定の業務スキルに限定せず、普遍的なテーマを扱う研修を通じて社員が成長できる機会を提供し、組織全体の活性化に繋げたいと検討されていました。社員一人ひとりが心身ともに健康で、いきいきと働き続けられる環境をつくることが目的です。

業務スキルについてはすでに既存の学習環境が整っている状況であることから、集合研修では、業務スキル研修とは一線を画し、社員一人ひとりのキャリアや人生を豊かにする、より汎用性の高いテーマに注力したいという方針がありました。教育よりも「トレンド性」「実用性」を重視し、すぐに活用できるスキル、業務上の「もやもや」解消、リフレッシュ要素、そして業務外テーマも取り入れることが求められました。

オフィスクはこのご要望に対し、迫 大輔先生による「ビジネス会計の基本~決算書が読めるビジネスパーソンへ~」をご提案しました。普遍的でありながら、ビジネスの根幹を理解し、個人の資産形成にも繋がる会計知識は、同社が求める「生きた研修」に合致するものと想定したためです。研修ご担当者様にもこの方針をご同意いただき、2026年3月に全社員を対象とした研修の実施が決定しました。

今回は、この研修の内容をレポートします。

研修概要

  • 実施研修: ビジネス会計の基本~決算書が読めるビジネスパーソンへ~

  • 講師: 迫 大輔 先生

  • 実施時期: 2026年3月24日

  • 対象者: 大手電機メーカー 全社員

<研修内容>

迫 大輔
INSTRUCTOR

迫 大輔 Seko daisuke

ビズハウス株式会社 代表取締役。公益財団法人 埼玉県産業振興公社 支援専門家/早稲田大学大学院ファイナンス研究科修士課程修了(MBA)
オリックスグループ、三菱UFJリサーチ&コンサルティングにて法人融資、M&Aアドバイザリー、経営コンサルティング、企業研修講師でキャリアを歩み、2019年に独立。 現在は、全国の地方自治体ならびに上場企業から中小企業を対象にした研修事業、ビジネスパーソン向けにオンライン型リスキリングセミナーの開催、経営者へフェアネスオピニオンを提供する経営セカンドオピニオン事業を展開。

研修内容

本研修では、ビジネス会計の基礎から決算書の読み解き方まで、実践的な知識をライブ形式で提供しました。

企業活動とお金の流れ

イントロダクションとして、日頃から数字を意識することの重要性を問いかけます。企業活動や個人の行動がすべて数字で表せることを明確にしました。お金の流れから企業活動を捉え、資金運用と資金調達の基本的な考え方を解説。

低コストで調達し、高リターンで運用する企業活動の原則を理解します。ステークホルダー(経営者、従業員、出資者、金融機関、仕入先、消費者)それぞれの視点から、企業の見方や分析方法が異なることを学び、多角的な視点から企業を理解する土台を築きます。

損益計算書の見方

「儲かっているか?」という問いに対し、判断基準と返答方法を考えます。損益計算書の構造を「経営規模」「商品力」「事業力」「会社力」「底力」の5つの視点から詳細に解説。売上高、売上原価、売上総利益、販売費及び一般管理費、営業利益、営業外収益・費用、経常利益、特別利益・損失、税引前当期純利益、当期純利益といった各項目の意味と関係性を学びました。特に、売上高から売上総利益、営業利益、経常利益、当期純利益へと利益が積み上がっていく過程を具体的に掘り下げます。

製造業や小売業の売上原価の計算式も示し、実務で役立つ知識を提供しました。損益計算書を読み解くための指標として、「売上総利益率(商品力)」「営業利益率(事業力)」「経常利益率(会社力)」「当期純利益率(底力)」を解説。これらの指標から、企業の成長性や利益確保の状況を判断するスキルを身につけます。

貸借対照表の見方

貸借対照表の構造を「資金運用額」と「資金調達額」のバランスで捉えることを学びます。「流動資産」「固定資産」「流動負債」「固定負債」「純資産」の各項目を詳細に解説。それぞれの意味合いや、1年以内かそれ以上かで区別される「短」「長」の視点から理解を深めます。特に、流動資産、固定資産、流動負債、固定負債の具体的な内訳をリストアップ。遊休資産への注意喚起など、実務的なポイントも盛り込みました。

貸借対照表を読み解くための指標として、「純資産比率(資金調達の安全性)」「流動比率(短期的な支払能力)」「固定比率(資金繰りの安定性)」を解説。これらの指標から企業の財務状況を評価する力を養います。

ケーススタディ

学んだ知識を実践に活かすため、実際の決算書(匿名化された情報)を用いて分析を行います。純資産比率、流動比率、固定比率、経常利益率、当期純利益率といった指標を実際に計算し、企業の経営状況を「好転」「悪化」で評価。同業他社の平均値との比較を通じて、客観的な視点から企業の実力を判断する演習を実施しました。

受講者は、自身の頭で考え、数字で表現する「数的思考力」を養う貴重な機会となりました。

まとめ

今回の「ビジネス会計の基本~決算書が読めるビジネスパーソンへ~」研修は、グローバル企業が求める普遍的かつ実践的な会計スキルを全社員に提供しました。

決算書を読み解く力を養うことで、社員は業務における意思決定能力を高め、自身のキャリア形成やプライベートでの資産形成にも役立てられます。数字に基づいた思考力を備えたプロフェッショナルなビジネスパーソン育成に繋がる、意義深い研修となりました。

オフィスクでは、担当者が貴社・貴組合のニーズをお伺いしたうえで、明日から使えるスキルになるような研修内容をご提案しています。

貴社・貴組合のニーズに合わせてカスタマイズすることも可能ですので、生成AIの導入や活用にご興味がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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